大阪市の大腸がん検診で内視鏡は欠かせない!受診のタイミングとは
間隔のガイドラインと年齢的な目安
大阪市で大腸がん検診を検討している方にとって、気になるのが「そもそもどのようなタイミングで受診するのか」ではないでしょうか。地域の大腸がん検診の対象となるのは、地域によって若干差があるものの、年度内におおむね40歳以上になる方です。
基本的に、若い世代の大腸がんリスクは低いとされているため、20代や30代の大腸がん検診は不要であると考えられています。しかし、クリニックでの検診であれば、年齢や世代を問わずに受診が可能であるため、気になる方は相談してみましょう。
症状や家族歴がある場合は早めの受診がおすすめ
すでに症状が発生している場合には、早めに大腸がん検診を行うことをおすすめします。大腸がんでよく見られる症状としては、血便や下痢、便秘のほか、残便感や腹痛、嘔吐などが挙げられます。とはいえ、慢性的に上記の症状が見られる場合は、初期症状が見逃されがちであるため注意してください。
また、家族に既往歴のある人がいる場合も受診しておくことが重要です。遺伝によって自分も大腸がんリスクが高い可能性があるので、念のためクリニックのがん検診を受診しておくといいでしょう。
がん発症リスクに応じた治療のすすめ
万が一大腸がんを発症した場合には、ステージ(病期)に基づいて適切な治療を行います。比較的初期であれば、内視鏡治療や手術、ある程度がんが進行している場合は放射線治療や薬物療法、再発予防などの処置が施されるでしょう。
大腸がんを早期発見できれば、治療内容も比較的軽く済むことが多いため、定期的な大腸がん検診は欠かせないといえます。厚生労働省では、大腸がん検診の推奨頻度として1年に1回を挙げているため、なるべく都合をつけて受診しましょう。