大阪市で内視鏡検査における生検って何?おすすめ診断精度を高めるための重要な手法

生検の基本的なプロセス

内視鏡検査を受ける際、「生検」という言葉を耳にすることがあります。生検とは、生体検査の略称であり、体の中の異常を調べるための検査です。病変が疑われる箇所の組織を採取して、専門の医師が詳しく調べます。

主に顕微鏡を用いて調べるため、小さな異常も見逃すことはありません。詳しく調べたうえで、治療を行うべきか否かを判断します。とはいえ、内視鏡検査を受けるすべての患者さんが生検を実施するわけではなく、医師の判断で実施可否が決定されます。

診断精度を高める理由

内視鏡検査において、診断精度を高めるべき理由は、小さな病変も見逃さないためです。大腸がんや胃がんなど、深刻化してしまうと命に係わる病気は多いです。しかし、初期段階では、内視鏡検査だけでは十分に病変を調べることができません。

顕微鏡できちんと確認してみないと、病変の有無や異常の深刻度合いなどが分からないのです。そのため、病変が疑われる箇所があれば、その部分の組織を採取してさらに詳しく調べていく必要があります。

生検後のフォローアップ

内視鏡検査の後に生検を行った場合、その後の過ごし方には十分注意が必要です。生検後の食事は、検査が終わってから1時間ほど経過してからを目安にしてください。

また、組織を採取しているため、なるべく消化のいいものを取り入れることが大切です。おかゆや煮物などをメインにするといいでしょう。なお、刺激物やアルコールは避けましょう。辛い物やコーヒーなどは、胃腸に負担をかけるため好ましくありません。アルコールも同様に体への負担が大きいため、検査後は控えましょう。

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